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賃貸引っ越しの手引き引っ越し・新居
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CHAPTER 10 / 全10章

次の住まいでは、入居の日から備える

次の退去を穏やかに迎える準備は、鍵を受け取った日から始められます。部屋と契約の記録を、小さな習慣にしておきましょう。

第10章 / 10
この章で覚えておくこと

荷物を入れる前に撮影し、気づいた傷や不具合を貸主側に伝えて記録を共有しましょう。

新居の契約でも、先に「出口」を読む

家賃や初期費用と一緒に、解約予告、短期解約違約金、原状回復、クリーニング特約、敷金・償却の条件を確認します。ペット、喫煙、壁への固定、DIYなど、予定している暮らし方に制限や特別な費用がないかも聞きましょう。

備え付けの機器が、貸主の設備か、前の入居者が残した残置物かを確認します。故障時の修理負担・連絡先を曖昧なままにしないことも、後の安心につながります。

荷物を入れる前の、短い点検

  • 各部屋の壁・床・天井・建具を全体と接写で撮影する
  • 窓・ドア・鍵、収納、水まわりを確認する
  • エアコン、給湯器、換気扇等の動作と型番を確認する
  • 既存の傷・汚れ・不具合を状態確認表に記入する
  • 鍵・リモコン・付属品の数を確認する
  • 貸主側へ確認表や写真を送り、受領の記録を残す

管理会社に入居時の報告期限・方法があるならそれに従い、気づいたことは早めに伝えます。表に載っていない場所も補足できます。未記入欄が「傷なし」と読まれないよう確認し、記録の控えを保管しましょう。

共有するときの短い文例

「入居時の確認として、○月○日に確認した寝室の床の傷の写真をお送りします。荷物の搬入前に撮影したものです。状態確認表への記録と、補修の要否をご確認いただけますでしょうか。」

入居後も、気づいたときに知らせる

水漏れ、故障、建物の不具合に気づいたら放置せず連絡します。通常の清掃や換気を行い、修繕の依頼・返答・実施日を保存。建物に原因があるのか使い方に原因があるのか、後から記憶だけで判断する状況を減らせます。民法606・615条 ↗

旧居と新居の精算を、混ぜない

旧居の最終家賃・敷金、新居の初期費用、引っ越し業者の費用を別々に管理します。保証会社・火災保険・駐車場・インターネット等は、賃貸借の解約と自動的に同時終了するとは限りません。個別の終了・開始手続、機器の返却、返金の有無を確認してください。

郵便の転送や住所変更、電気・ガス・水道の開始・停止も、各窓口の公式案内で手続します。これは住民票の異動などと同じ手続ではありません。自分に必要な手続を分けて管理しましょう。

この章の根拠・公的資料

確認日:2026年9月25日。法律・ガイドライン・契約モデルを区別して参照しています。

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一般的な居住用賃貸住宅の手引きです。個別の負担は契約・特約・物件・事実関係により異なります。判断に迷ったら相談先へ。