No. 005北海道・東北青森県

根城

Ne Castle

城跡・遺構

南部氏が八戸地方を治めた、中世の城の跡です。発掘成果に基づく主殿や工房の復原から、戦う場所と暮らしの場所が重なった城の姿を想像できます。

草地と園路が広がる根城跡
草地と園路が広がる根城跡写真:house-nasu · CC BY 2.5 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
中世城館跡
築城・成立
1334年と伝わる
築城に関わった人物・勢力
南部師行
別名・呼び名
—
いま残るもの
城跡の遺構。主殿・工房などは復原

THE STORY

歴史をひもとく

南部師行が1334年に築いた城とされ、南朝方の北方拠点になりました。その後も南部氏の本拠として八戸地方の政治の中心を担います。1627年の領地替えで使われなくなるまで、およそ三百年の歴史が続きました。発掘と整備を経て、1994年に主要部分が「史跡 根城の広場」として公開されました。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

天守のある近世城郭ではなく、主殿と仕事場を配した中世の居館を中心に見る城です。復原された複数の建物を歩き比べると、儀式、保管、製作という機能の違いが読み取れます。地面に残された遺構と現代の復原を区別して観察しましょう。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

儀式の主殿

本丸には、当主が客と会い、儀式を行った主殿が復原されています。内部の正月儀礼の展示は、城での政治と格式を考える手掛かりになります。

02

工房と貯蔵施設

工房では、武器や鎧の製作・修理に関わる作業を紹介しています。板蔵や納屋、馬屋とともに見ると、城を支えた実務の広がりが分かります。

03

発掘からの復原

現在の本丸建物は、昔からそのまま残ったものではありません。調査で確認した跡をもとに、安土桃山時代の様子を表しています。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1334

    南部師行による築城とされる。

  2. 1627

    南部氏の領地替えで城の役割が終わる。

  3. 1994

    史跡 根城の広場が開園。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

広場と本丸の復原建物では利用条件が異なります。開場日、料金、展示や隣接博物館の工事予定は、八戸市博物館の最新案内を確認してください。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。