まずは、城の素顔から
この城の基本情報
- 城のかたち
- 西洋式稜堡城郭
- 築城・成立
- 1857年着工、1864年奉行所移転
- 築城に関わった人物・勢力
- 徳川幕府/設計・武田斐三郎
- 別名・呼び名
- —
- いま残るもの
- 堀・土塁など。奉行所は現代の復元
THE STORY
歴史をひもとく
幕府は開港後の箱館の統治と防備のため、武田斐三郎の設計による西洋式城郭を築きました。築造は1857年に始まり、1864年には奉行所の業務が移されました。1868年には旧幕府軍が占拠し、翌年の箱館戦争の終結に至る舞台となります。奉行所は1871年に解体されましたが、2010年に一部が復元されました。
LAYOUT & ARCHITECTURE
地形と建物を、見てみよう。
外周の五つの稜堡と堀が一体となり、防御の輪郭をつくっています。日本式の天守を中心に重ねる曲輪とは違う発想の平面です。その内側に和風建築の奉行所を置いた点に、幕末らしい技術と政治の組合せが見られます。
A CLOSER LOOK
この城では、ここに注目。
星形の稜堡
突角を連ねた輪郭をたどると、四角い城とは異なる守り方が見えてきます。堀の曲がり方にも、稜堡式城郭の設計が表れています。
箱館奉行所
現在の建物は、史料や発掘調査に基づいて2010年に復元されたものです。幕府の役所としての空間を、城郭の軍事的な外形と合わせて見ることができます。
堀と土塁
五稜郭には、日本の近世城郭のような天守はありません。地表に残る堀と土塁を中心に見学すると、要塞全体が主役であることが分かります。
THROUGH THE YEARS
歴史年表
- 1857
五稜郭の築造が始まる。
- 1869
箱館戦争が終結。
- 2010
箱館奉行所の復元建物を公開。
BEFORE YOU GO
訪ねる前の、ひとメモ。
公園と箱館奉行所では利用時間や料金の扱いが異なります。見学前に函館市と奉行所の公式案内で、開館日と公開範囲を確認してください。
情報確認:2026年9月27日
出典・参考にした公式情報
営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。



