No. 038北陸・東海岐阜県

岩村城

Iwamura Castle

城跡・遺構

山道の先に、何段にも重なる石垣が現れます。天守を探すよりも、曲輪の段差や城下町との高低差から、山城の大きさを感じたい場所です。

岩村城跡の石垣と山の緑
岩村城跡の石垣と山の緑写真:takami torao ( Koiroha ( talk ) 00:33, 28 June 2009 (UTC)) · Public domain · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
山城
築城・成立
中世成立、1185年築城の伝承あり
築城に関わった人物・勢力
遠山氏ほか、歴代城主が整備
別名・呼び名
霧ヶ城
いま残るもの
石垣・曲輪・井戸などの遺構

THE STORY

歴史をひもとく

岩村城の始まりは中世にさかのぼり、鎌倉時代の築城伝承もあります。戦国時代には遠山氏の城となり、その後も武将や大名の交代を重ねました。江戸時代にも藩の城として使われ、明治まで存続しました。現在の見どころは、長い改修の歴史を刻む石垣と曲輪の遺構です。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

険しい山の地形を利用し、曲輪を段階的に配置した山城です。高い場所へ一直線に進むのではなく、石垣と屈曲した道を組み合わせています。六段壁は、石垣そのものを観察する楽しさを教えてくれます。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

六段壁

本丸の手前に重なる六段の石垣が、岩村城を代表する景観です。一枚の壁ではなく段を積み重ねた姿を、道からゆっくり見上げられます。

02

山頂の曲輪

建物は失われていますが、石垣で区切られた平場が残ります。道の曲がり方や高さの変化から、入口と城の中心の関係を考えられます。

03

麓の城下町

山を下りると、江戸時代の面影を残す町家の通りが続きます。山上の軍事拠点と麓の暮らしを、ひと続きの歴史として見られます。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1185(伝承)

    築城の伝承年。現存石垣の築造年を示すものではない。

  2. 江戸時代

    山城が藩の拠点として使われ続ける。

  3. 明治時代

    城としての役割を終え、石垣などが残る。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

山道や石段を歩く城跡です。町並の散策用の靴だけで判断せず、登り下りに適した靴と時間の余裕を用意しましょう。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。