No. 035北陸・東海石川県

金沢城

Kanazawa Castle

城跡・遺構

前田家の城には、現存建築と伝統工法による復元建築が共存しています。白い壁や鉛瓦だけでなく、時代ごとに異なる石垣を比べながら歩ける城です。

芝生の向こうに続く金沢城の復元建物と石垣
芝生の向こうに続く金沢城の復元建物と石垣写真:663highland · CC BY 2.5 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
前田家の居城跡・現存建築と復元建築
築城・成立
16世紀に成立/1583年以降に前田氏が整備
築城に関わった人物・勢力
前田利家と歴代前田氏
別名・呼び名
—
いま残るもの
石川門・三十間長屋・鶴丸倉庫、石垣等。菱櫓等は復元

THE STORY

歴史をひもとく

前田利家が1583年に入り、前田家の拠点として城を整えました。天守は1602年の落雷で焼け、その後は再建されませんでした。御殿や櫓も幾度もの火災と修復を経て、1881年の火災で多くを失います。現存する三つの歴史的建築と、2001年以降の復元施設が、加賀藩の城の姿を伝えています。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

本丸や二の丸などを石垣で区切り、門と櫓で入口や縁を守りました。建築には鉛瓦、白漆喰、海鼠壁が用いられ、金沢城らしい外観をつくります。石垣は一種類ではなく、時代や場所に応じた加工・積み方の違いを残しています。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

残る三つの建築

石川門、三十間長屋、鶴丸倉庫は、火災をくぐり抜けて残る歴史的建築です。外観が似た復元建物と区別すると、それぞれの価値がよく分かります。

02

菱櫓と五十間長屋

2001年に復元された建築群は、木造の構造を学ぶ場所です。菱形の平面を持つ櫓と長屋のつながりに、特徴的な工夫が見られます。

03

石垣の違い

築城初期から幕末まで、さまざまな時期の石垣が残ります。石の加工や組合せを見比べると、城の修築を足元からたどれます。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1583

    前田利家が入城。

  2. 1602

    天守が落雷で焼失。

  3. 1881

    火災で御殿など多数の建物を失う。

  4. 2001

    菱櫓・五十間長屋などを復元。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

公園と建物内部では公開時間・料金が異なります。二の丸御殿などの整備工事や公開変更を含め、石川県の金沢城公園公式サイトで最新情報を確認してください。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。