No. 013北海道・東北福島県

白河小峰城

Shirakawa Komine Castle

城跡・遺構

白河の小高い丘に、石垣と木造復元の三重櫓が立ち上がります。江戸時代の絵図を手掛かりに復元された建物と、震災から修復された石垣を見比べられる城です。

白河小峰城の木造復元三重櫓
白河小峰城の木造復元三重櫓写真:baku13 · CC BY-SA 2.1 jp · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
石垣を備える平山城跡
築城・成立
14世紀中頃に起源/1632年大改修
築城に関わった人物・勢力
結城親朝、丹羽長重ら
別名・呼び名
小峰城
いま残るもの
石垣・曲輪。三重櫓・前御門は木造復元

THE STORY

歴史をひもとく

14世紀中頃に結城親朝が小峰ヶ岡へ築いた城を起源とします。江戸時代には丹羽長重が大きく改修し、1632年に城を完成させました。1868年の戊辰戦争白河口の戦いで焼失・落城します。現代の復元を経た後、東日本大震災の石垣被害からも復旧し、2019年に石垣工事が完了しました。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

丘上の本丸と周囲の曲輪を、石垣で段階的に区切った平山城です。三重櫓と前御門が本丸の構えを示します。建物の復元には江戸時代の実測図などが使われ、発掘された地面の情報と建築資料が結びついています。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

三重櫓

現在の三重櫓は、絵図と発掘成果をもとに1991年に木造で復元されました。城の象徴となった櫓を、現存天守と混同せずに鑑賞できます。

02

前御門

本丸の表玄関にあたる門も、1994年に木造復元されました。門と櫓の位置を合わせて見ると、入口を守る構えが読み取れます。

03

復旧した石垣

2011年の地震で大きな被害を受けた石垣は、伝統的な工法で修復されました。石を積み直して史跡を守った過程も、この城の新しい歴史です。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1632

    丹羽長重の改修が完成。

  2. 1868

    戊辰戦争で焼失・落城。

  3. 1991

    三重櫓を木造復元。

  4. 2019

    震災で被災した石垣の復旧が完了。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

清水門などの復元整備により入場経路が変わることがあります。白河市の最新案内で三重櫓の開放時間、工事区間、利用できる経路を確認してください。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。