No. 057近畿兵庫県

篠山城

Sasayama Castle

城跡・遺構

堀と石垣に囲まれた城跡に、木造で復元された大書院が広がります。華やかな天守を目指す城とは違い、御殿の大きさと入口の守りをじっくり見られます。

篠山城の復元された大書院
篠山城の復元された大書院写真:663highland · CC BY 2.5 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
平山城
築城・成立
1609年/大書院の現建物2000年
築城に関わった人物・勢力
徳川家康の命による天下普請
別名・呼び名
桐ヶ城
いま残るもの
石垣・堀・馬出・天守台、復元大書院

THE STORY

歴史をひもとく

篠山城は1609年、徳川家康の命による天下普請で築かれました。大坂城を取り巻く徳川方の拠点として、西国の大名が工事に動員されました。築城時の大書院は明治以降も残りましたが、1944年に焼失しました。現在の建物は2000年の木造復元であり、石垣や堀とともに城の歴史を伝えています。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

小高い地形を利用し、石垣の主郭と堀で守る平山城です。城への出入口には馬出を置き、外から中心へ直進しにくい構えを取りました。大書院は防御用の天守ではなく、藩の儀式を担う御殿建築です。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

復元された大書院

現在の大書院は古図・写真・発掘成果をもとに2000年に再建されました。広い室内は、藩の公式行事を行う建築の規模を伝えます。

02

南馬出

入口の前に土塁と堀で囲まれた馬出が残ります。門だけでなく、その外側にも守りの空間を設けたことが分かります。

03

石垣と天守台

主郭の石垣には、天守台や段差を使う出入口が見られます。大書院の復元建物と、城の基盤をつくる石垣を見分けて歩けます。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1609

    天下普請で篠山城を築く。

  2. 1944

    大書院が火災で失われる。

  3. 2000

    大書院を木造で復元。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

大書院の入館と城跡の散策を分けて計画できます。御殿の復元を天守再建と混同せず、外の馬出や堀にも足を延ばすと全体像が分かります。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。