No. 050近畿滋賀県

彦根城

Hikone Castle

現存天守

小ぶりで表情豊かな天守に、櫓や堀、大名庭園が重なる井伊家の城です。見た目の優美さと、入口を厳重に守る構造を一緒に観察できます。

石垣の上に立つ彦根城天守
石垣の上に立つ彦根城天守写真:663highland · CC BY 2.5 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
平山城
築城・成立
1604年着工/天守1606〜1607年ごろ
築城に関わった人物・勢力
井伊直継・直孝ら
別名・呼び名
金亀城
いま残るもの
国宝天守、櫓・門・馬屋・堀・石垣

THE STORY

歴史をひもとく

彦根城は徳川家康の意向を受け、1604年に築城が始まりました。天守は1606年末から1607年初めごろに完成したと考えられています。井伊氏が江戸時代を通じて城と城下町を治めました。天守だけでなく櫓や馬屋なども残り、近世の城を複数の建物で学べる貴重な場所です。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

丘上の本丸へ向かう坂道を、橋や櫓門で段階的に守る平山城です。天秤櫓、西の丸三重櫓、深い堀切などが、進入方向に応じて配置されています。天守は華やかな外観を持ちながら、周囲の防御施設と一体になっています。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

国宝の天守

三重三階の天守は、曲線や三角形の破風を組み合わせています。花頭窓などの装飾を探すと、城が権威を示す建物でもあったと分かります。

02

天秤櫓と廊下橋

左右に伸びる櫓が、橋から来る道を押さえています。橋を失えば石垣が立ちはだかる位置関係に、防御の工夫が見えます。

03

玄宮園

池と島、橋を巡る大名庭園です。戦いに備えた城の建物を背景に、藩主がもてなしや風雅のために整えた空間を見られます。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1604

    彦根城の築城が始まる。

  2. 1606–1607

    天守が完成したと考えられる。

  3. 1677–1679

    玄宮園が造営される。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

石段や天守内の階段があるため、歩きやすい靴で巡りましょう。山崎山道は廊下橋の老朽化による通行止めが公式案内にあるため、現地の指定経路に従ってください。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。