No. 054近畿大阪府

大阪城

Osaka Castle

復元・再建建物

豊臣秀吉の城として有名ですが、目の前の石垣や堀は主に徳川時代の姿です。1931年の天守と合わせ、三つの時代を読み分けると面白さが広がります。

大阪城の再建天守を南側から見上げた姿
大阪城の再建天守を南側から見上げた姿写真:DXR · CC BY-SA 4.0 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
平山城
築城・成立
1583年創建、1620年から徳川期再築/現天守1931年
築城に関わった人物・勢力
豊臣秀吉、徳川幕府/近代の再建は大阪市民の寄付
別名・呼び名
大坂城・錦城・金城
いま残るもの
徳川期の石垣・堀・門・櫓、1931年の天守

THE STORY

歴史をひもとく

秀吉は1583年に大坂城の築城を始めました。豊臣氏の城が失われた後、徳川幕府が1620年から大規模に再築しました。現在の石垣や堀は主にこの徳川期に由来します。天守は1931年に市民の寄付で再建された三代目の建物です。秀吉の城、徳川の城、近代の博物館を混同せずに見ることが、この城を知る鍵になります。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

広い台地に堀と高石垣を巡らせ、門を経て本丸へ進む構成です。大規模な石積みは防御とともに政権の力も示しました。現在の天守は鉄骨鉄筋コンクリート造で、歴史資料を参照しながら近代に設計された建物です。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

徳川期の石垣と堀

現在の巨大な石垣や堀は、秀吉の城をそのまま残したものではありません。城主が代わることで城そのものも大きくつくり直された歴史を示します。

02

昭和に再建された天守

市民の寄付によって1931年に現在の天守が完成しました。城の歴史を紹介する博物館として、再建時から公開されてきました。

03

門と櫓

大手門や千貫櫓、多聞櫓なども城の重要な要素です。天守へ直行する前に、入口の折れや周囲の守りを見ると城の大きさが分かります。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1583

    豊臣秀吉が築城を開始。

  2. 1620

    徳川幕府が再築を開始。

  3. 1931

    市民の寄付で現在の天守が完成。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

公園の散策と天守閣への入館は別に計画できます。天守の展示だけでなく、堀を渡り門をくぐる時間も見込むと城全体を楽しめます。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。