No. 095九州・沖縄大分県

岡城

Oka Castle

城跡・遺構

断崖の上に石垣が連なる、竹田の山城跡です。建物のない城内では、岩盤と石積みの輪郭が際立ちます。

岡城跡の断崖に沿って続く高い石垣
岡城跡の断崖に沿って続く高い石垣写真:As6673 · Public domain · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
断崖の台地に築いた山城
築城・成立
中世に成立、1594〜1596年に中川氏が大改修
築城に関わった人物・勢力
志賀氏、中川秀成ら
別名・呼び名
—
いま残るもの
曲輪・石垣・門跡など。城郭建物は失われている

THE STORY

歴史をひもとく

岡城の起源には伝承があり、最初の築城年を断定できません。中世には志賀氏の拠点となりました。1594年に中川秀成が入り、1596年までに主要な曲輪などを備える城へ大きく改修しました。江戸時代も中川氏の居城として使われましたが、1874年に建物が取り壊されました。現在は石垣の城跡として保存され、少年時代に遊んだ瀧廉太郎との関わりも伝えられています。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

標高約325メートルの岩盤上に曲輪を連ね、断崖を防御に取り込んでいます。中川氏の改修で総石垣の城郭へ整えられ、主要な曲輪や登城口がつくられました。建物がない現在は、岩盤・石垣・曲輪の平面を一緒に見て、自然と人工の境界をたどれます。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

断崖と石垣

火山由来の岩盤と高い石垣が、険しい地形を形づくります。自然の急斜面と人工の壁が連続する場所に、この山城の強さが表れます。

02

連なる曲輪

尾根に沿って複数の曲輪が続いています。主要部と後に発展した西の丸などを、地図で見比べると構造をつかめます。

03

山々への眺め

城跡からは阿蘇やくじゅうの山並みを望めます。広い見晴らしも、城を高所へ築いた立地と結びついています。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 中世

    志賀氏の城として発展。

  2. 1594〜1596年

    中川秀成が総石垣の城へ大改修。

  3. 1874年

    城内の建物が取り壊される。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

高低差と崖のある屋外遺跡です。公式地図に沿って歩き、天候や足元に合わせて見学範囲を決めましょう。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。