No. 085九州・沖縄福岡県

福岡城

Fukuoka Castle

城跡・遺構

黒田氏が築いた城跡が、舞鶴公園に広がっています。天守台と大きな石垣をたどりながら、城の規模を実感できます。

福岡城跡に残る石垣と曲輪
福岡城跡に残る石垣と曲輪写真:kamoseiro · CC BY-SA 3.0 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
丘陵に曲輪を展開する近世城郭
築城・成立
1601年から約7年かけて築城
築城に関わった人物・勢力
黒田長政
別名・呼び名
—
いま残るもの
石垣・天守台・多聞櫓など。潮見櫓は2025年に復元

THE STORY

歴史をひもとく

黒田長政は1601年から新しい城の築造を進めました。約7年をかけて整えられ、福岡藩の拠点となりました。明治以降に多くの建物が失われましたが、城の基盤となる石垣や曲輪は残りました。南丸の多聞櫓は、歴史的建築として保存されています。潮見櫓は城外への移築を経て、元の部材を生かし2025年に城内へ復元されました。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

本丸を中心に高さの異なる曲輪を広げ、大規模な石垣で各区画を支えました。天守台からは城内を見下ろせますが、台があることだけで往時の天守の姿を断定することはできません。現存する多聞櫓と移築を経て復元された潮見櫓は、遺構の保存方法を比べる手がかりになります。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

天守台

天守台は展望場所となり、城内や市街地を見渡せます。建物が残らない場所でも、曲輪の広がりをつかめる観察地点です。

02

多聞櫓

南丸の多聞櫓は、国の重要文化財に指定されています。石垣の上を長く占める建物の形に、防御と空間利用の工夫が表れています。

03

潮見櫓

移築されていた部材を生かし、2025年に城内へ復元されました。単純な新築ではなく、移築された文化財を城へ戻す事業として注目できます。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1601年

    黒田長政が築城を開始。

  2. 明治以降

    多くの城郭建物を失う。

  3. 2025年

    潮見櫓を城内へ復元。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

園内の散策と建物内部の公開は別です。櫓の見学日や工事情報は市の公式案内を確認しましょう。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。