No. 047北陸・東海三重県

伊賀上野城

Iga Ueno Castle

復元・再建建物

白い木造天守と、内堀から立ち上がる高石垣が印象的な城です。藤堂高虎の城づくりと、昭和に天守を建てた人々の思いを分けてたどれます。

青空の下の伊賀上野城の天守
青空の下の伊賀上野城の天守写真:The original uploader was T@ka at Japanese Wikipedia . · CC BY-SA 3.0 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
平山城
築城・成立
1585年、1611年以降に整備/現天守1935年
築城に関わった人物・勢力
筒井定次・藤堂高虎/現天守は川崎克
別名・呼び名
白鳳城
いま残るもの
内堀・高石垣、木造復興天守

THE STORY

歴史をひもとく

上野城は1585年に筒井定次が築いた城を基礎とします。藤堂高虎の時代に拡張され、高い石垣を備えた城へ整備されました。現在の天守は1935年に川崎克が建てた木造の復興建築です。したがって石垣に刻まれた近世の歴史と、天守に込められた近代の文化振興を両方見られる城です。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

丘上の本丸を高石垣と内堀で守る平山城です。現在の三層の木造天守は、史跡の石垣の上に建つ近代の復興建築にあたります。天守の白壁と堀側の石垣を別々に観察すると、時代と素材の違いがよく分かります。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

内堀の高石垣

約30メートルの高さを持つ石垣が城の規模を伝えます。近づき過ぎず、堀との高低差や角の積み方を安全な場所から眺めましょう。

02

昭和の木造天守

現在の天守は川崎克の尽力によって1935年に建てられました。古い木造建築の趣を持ちますが、戦国時代からの現存天守ではありません。

03

天井絵と展示

天守内には武具や藤堂家ゆかりの資料が展示されます。名士による色紙を使った天井絵にも、近代に建てられた城ならではの個性があります。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1585

    筒井定次が上野城を築く。

  2. 1611

    藤堂高虎による整備が進む。

  3. 1935

    現在の木造天守が完成。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

高石垣の縁には近づき過ぎないようにしましょう。忍者関連施設と城は別施設なので、城の展示と石垣を見る時間を確保しておくと落ち着いて巡れます。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。