まずは、城の素顔から
この城の基本情報
- 城のかたち
- 石灰岩丘陵上のグスク
- 築城・成立
- 正確な創建年は不明/14世紀後半から発展したとされる
- 築城に関わった人物・勢力
- 先中城按司、後に護佐丸
- 別名・呼び名
- 中城グスク
- いま残るもの
- 六つの曲輪、石灰岩の城壁、門など
THE STORY
歴史をひもとく
最初の築城時期や築城者を確定できる資料はありません。14世紀後半から先中城按司が数世代にわたって整えたとされます。1440年頃に護佐丸が王府の命で移り、北の郭や三の郭を拡張したと伝えられます。護佐丸の時代の後も行政拠点として使われ、近代まで地域の中心でした。2000年には琉球王国のグスク及び関連遺産群の一部として世界遺産に登録されました。
LAYOUT & ARCHITECTURE
地形と建物を、見てみよう。
標高150〜170メートルの丘陵を使い、急な崖と斜面を守りに取り込んでいます。尾根に沿った限られた接近路へ門を置き、内部を六つの曲輪に分けました。自然の岩盤と城壁の曲線が連続するため、石の加工と地形利用を合わせて観察できます。
A CLOSER LOOK
この城では、ここに注目。
三つの石積み
自然石を組む野面積み、長方形の石を並べる布積み、多角形を噛み合わせる相方積みを見比べられます。曲輪ごとに異なる石積みが、段階的な築城を伝えます。
六つの曲輪
段階的に整えられた城の空間をたどれます。護佐丸の増築と伝わる区域もあり、一度に完成した城とは限りません。
二つの海の眺め
東に中城湾と太平洋、西に東シナ海を望む立地です。見晴らしは風景の魅力だけでなく、高い尾根を選んだ城の性格も伝えます。
THROUGH THE YEARS
歴史年表
- 14世紀後半頃
先中城按司のもとで城が発展したとされる。
- 1440年頃
護佐丸が移り、城を拡張したと伝わる。
- 2000年
琉球の遺産群の一部として世界遺産に登録。
BEFORE YOU GO
訪ねる前の、ひとメモ。
石畳や段差のある屋外遺跡です。天候に合わせた準備をし、公開状況は公式サイトで確認しましょう。
情報確認:2026年9月27日
出典・参考にした公式情報
営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。



