No. 077四国香川県

高松城

Takamatsu Castle

城跡・遺構

瀬戸内海の海水を堀へ引き込んだ海城です。玉藻公園として親しまれる城内に、櫓や門、庭園が残ります。

高松城の堀沿いに立つ白い櫓
高松城の堀沿いに立つ白い櫓写真:663highland · CC BY 2.5 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
海水を堀に引く海城・平城
築城・成立
1588年から築城
築城に関わった人物・勢力
生駒親正、後に松平氏が改修
別名・呼び名
玉藻城
いま残るもの
月見櫓・水手御門など、石垣・海水堀。披雲閣は大正期の建物

THE STORY

歴史をひもとく

生駒親正が1588年から城を築き、讃岐の統治拠点としました。後に松平氏が入り、城の改修を重ねました。海へ開いた立地と海水を引く堀が、その城づくりを特徴づけています。天守は失われましたが、月見櫓や水手御門などが残りました。披雲閣は後の大正時代に建てられたもので、江戸期の御殿そのものではありません。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

海に接する平地に築き、海水を堀へ取り込んで防御に用いました。月見櫓と水手御門は、海側の入口と監視の関係を示します。現在の公園では、城郭の遺構と後の時代に建てられた披雲閣を、成立年代を分けて見学できます。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

海水の堀

海とのつながりを生かした堀が、城の大きな特徴です。水辺を歩くと、山城とは異なる防御の考え方を実感できます。

02

月見櫓と水手御門

海に面した城の構えを、現存する建物から読み取れます。海から城へ入る経路を意識すると、配置の意味が見えてきます。

03

披雲閣と庭園

園内には重要文化財の披雲閣と、名勝指定の庭園があります。城郭の時代と、大正期の建築・庭園の時代を重ねて味わえる場所です。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1588年

    生駒親正が築城を開始。

  2. 江戸時代

    松平氏が城を受け継ぎ改修。

  3. 大正時代

    現在の披雲閣が建てられる。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

櫓の内部や披雲閣は公開条件が異なります。入園前に公式の案内を確認しましょう。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。