No. 023関東・甲信越神奈川県

小田原城

Odawara Castle

復元・再建建物

小田原北条氏の拠点から、江戸時代の城へと姿を変えた城です。再建天守と復元された門を入口に、時代によって城の広さや役割が変わったことを学べます。

石垣の上に立つ小田原城の再建天守
石垣の上に立つ小田原城の再建天守写真:663highland · CC BY 2.5 · 縮小・WebP変換。一覧では枠に合わせて表示。写真は撮影当時の姿です。現在の工事・公開状況は本文と公式案内でご確認ください。

まずは、城の素顔から

この城の基本情報

城のかたち
中世から近世へ発展した城・再建天守
築城・成立
中世に起源/現天守1960年
築城に関わった人物・勢力
小田原北条氏と江戸時代の歴代領主
別名・呼び名
—
いま残るもの
石垣・堀等。天守と主な門は再建・復元

THE STORY

歴史をひもとく

中世の城は、16世紀に小田原北条氏の関東支配の中心として拡張されました。豊臣秀吉との戦いを前に城下を囲む総構が整えられ、1590年に開城します。江戸時代には別の領主のもとで城が改修されました。明治に天守が解体された後、1960年の再建をはじめ、門や橋の復元が段階的に進められています。

LAYOUT & ARCHITECTURE

地形と建物を、見てみよう。

北条氏時代の広い総構と、近世の本丸・二の丸を区別して見ることが大切です。現公園では堀や石垣、門によって区切られた入口をたどれます。再建天守だけを中世の北条氏の城そのものと考えると、改修の歴史を見落としてしまいます。

A CLOSER LOOK

この城では、ここに注目。

01

1960年の再建天守

現在の天守は戦後に再建された建物です。展示で歴史を学びながら、今の城址公園がどの時代の姿を伝えているかを考えられます。

02

門をたどる

常盤木門、銅門、馬出門などが復元されています。入口をいくつも通る動線から、近世城郭の守りの仕組みを体感できます。

03

総構という発想

北条氏は城下を取り込む総構を築きました。本丸周辺だけでは収まらない城域があったことを知ると、小田原の町を見る視点も広がります。

THROUGH THE YEARS

歴史年表

  1. 1590

    豊臣秀吉の攻撃を受け開城。

  2. 1960

    天守を再建。

  3. 1997

    銅門を復元。

  4. 2009

    馬出門を復元。

BEFORE YOU GO

訪ねる前の、ひとメモ。

天守と各展示施設の営業時間・料金は公式サイトで確認してください。城址公園と総構の遺構は範囲が異なるため、見学目的に応じて公式地図で計画しましょう。

情報確認:2026年9月27日

出典・参考にした公式情報

営業時間・入城料・工事や公開範囲は、訪問前に各施設の公式案内をご確認ください。