世界の宗教史 / 全5巻
第5巻近代・現代編
国家・社会と宗教
世俗化、近代日本、民族主義と迫害、信教の自由。現代の社会と宗教を歴史の中で読み解く、シリーズ最後の一冊。
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近代化が進めば宗教は消えるのでしょうか。国家が宗教組織から独立することと、人びとが信仰を持たなくなることは同じではありません。教育、政治、家族、移動の仕組みが変わる中で、宗教もさまざまな形へ変わってきました。
本巻では、自由の保障と現実の差別の間の隔たりを見ます。日本の神仏分離と戦後の制度、反ユダヤ主義とホロコースト、世界人権宣言、現代の多様な実践をたどります。宗教を対立の原因や平和の源のどちらか一方に固定せず、具体的な歴史と人びとの行為を読むことが最後の課題です。
この巻で学ぶこと
- 世俗化と宗教の消滅を同一視せず、制度と実践を分けて考える。
- 国家・民族主義・宗教の関係を具体的な歴史から理解する。
- 信仰を持つ人も持たない人も含め、自由と共存の問題を考える。
CONTENTS