世界の宗教史 / 全5巻
第1巻古代宗教編
宗教の誕生と古代文明
文字のない時代の信仰から、都市と王権に結びつく祭祀へ。宗教を歴史として読むための土台をつくる一冊。
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人びとはなぜ死者を弔い、目に見えない存在について語り、共同で儀礼を行ってきたのでしょうか。こうした営みは、後の大きな宗教が成立するよりも前から存在していました。しかし、残された遺物は人びとの心をそのまま語ってはくれません。本巻は、わかることとわからないことを分ける、歴史の読み方から始めます。
都市が育つと、祭祀を担う人びとや神殿は、政治・経済とも深く関わるようになります。メソポタミア、エジプト、地中海、古代イランを通じて、信仰と社会の仕組みが結びつくさまを見ます。のちの世界宗教だけを基準に古代を見るのではなく、それぞれの社会で宗教が果たした役割を考えます。
この巻で学ぶこと
- 信仰上の説明と、史料を用いた歴史的説明の違いを理解する。
- 先史時代の遺構を、解釈の限界を踏まえて読む。
- 都市・王権・祭祀の結びつきを具体例で説明できるようにする。
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