🪢安全荷重
📐吊り角度
🔍ロープ選定
⚠️廃棄基準
📏長さ計算
📋規格表
安全使用荷重(SWL)計算
ロープ径 (mm)
ロープ構成
破断荷重 (kN)
吊り本数
吊り角度 (°)
安全率
※ SWL = (破断荷重/安全率) × 吊り本数 × cos(θ/2)。クレーン等安全規則では安全率6以上。吊り角度90°超は禁止。
吊り角度別 荷重係数一覧
吊り角度が大きくなるほど、各ロープにかかる張力は急激に増加します。60°以下で使用することが推奨されます。90°を超えると破断の危険があります。
吊り角度別 SWL早見表(安全率6)
| ロープ径 | 破断(kN) | 1本0° | 2本30° | 2本45° | 2本60° | 4本60° |
※ 単位はすべて kN。cos(θ/2)で張力係数を算出。3本吊りは荷重偏りがあるため2本吊り相当で計算推奨。
ワイヤーロープ選定(吊り荷重→最適径)
吊り荷重 (t)
吊り本数
吊り角度 (°)
ロープ構成
安全率
| 径(mm) | 構成 | 破断(kN) | SWL(kN) | SWL(t) | 余裕 | 判定 |
※ ⭐推奨は荷重を満たす最小径。余裕20%以上を推奨。
ワイヤーロープ廃棄基準判定
ワイヤーロープは使用により劣化します。クレーン等安全規則に基づき、以下の基準に一つでも該当する場合は使用禁止・廃棄が必要です。
※ クレーン等安全規則 第215条に基づく。
・径の減少が公称径の7%を超えるもの → 廃棄
・1ピッチ間の素線切れ数が総素線数の10%以上 → 廃棄
・キンク(よじれ)が生じたもの → 廃棄
・著しい腐食があるもの → 廃棄
玉掛けワイヤー長さ計算
吊り荷の幅と吊り高さからワイヤーロープの必要長さを算出します。アイ加工の折返し長さも含めて計算します。
※ ロープ長 = √(H² + (W/2)²) + アイ折返し×2。4本吊りの場合は対角でW/√2を使用。
ワイヤーロープ規格一覧
6×24(A種)ワイヤーロープ
| 径(mm) | 破断荷重(kN) | SWL 1本(kN) | SWL 2本60°(kN) | 質量(kg/m) | 参考価格(円/m) |
6×37(B種)ワイヤーロープ
| 径(mm) | 破断荷重(kN) | SWL 1本(kN) | SWL 2本60°(kN) | 質量(kg/m) |
端末加工の効率(減少率)
| 加工方法 | 効率(%) | 備考 |
| 圧縮止め(アルミスリーブ) | 90% | 最も一般的。適正圧縮が必要 |
| 編込み加工(アイスプライス) | 85-90% | 手作業。差込回数で効率変動 |
| ワイヤークリップ | 80% | 3個以上使用。正しい向きで |
| くさび止め(ウェッジソケット) | 75-80% | 仮設用。定期点検必須 |
| ソケット加工(亜鉛・樹脂) | 100% | 工場加工。最高強度 |
玉掛け用具の安全率(法定)
| 用具 | 安全率 | 根拠法令 |
| ワイヤーロープ | 6以上 | クレーン等安全規則 第213条 |
| チェーンスリング | 5以上 | クレーン等安全規則 第213条の2 |
| 繊維スリング | 6以上 | クレーン等安全規則 第213条の3 |
| フック・シャックル | 5以上 | クレーン等安全規則 第214条 |
※ JIS G 3525準拠。価格は参考値(時期により変動)。安全率は法定最低値。