💻 ITパスポート 完全テキスト ITパスポート試験対応
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💻 ITパスポート 完全攻略テキスト

ITパスポート試験の出題範囲を完全網羅。ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野を、図解と具体例つきで基礎から解説します。

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3
出題分野
30
練習問題
iパス
完全対応
📝 テキストを読んだら一問一答で腕試し → ITパスポートクイズ全7章480問(⭕❌形式・無料)
試験の基礎
試験概要・出題範囲・勉強法
📚 ITパスポートとは

ITパスポート試験(通称:iパス)は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が実施する国家資格。ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべき基礎知識を問う、経済産業省認定の情報処理技術者試験の中で最も入門的な位置づけの試験。

✅ 試験の基本情報
方式:CBT方式(コンピュータで随時受験可能)
問題数:100問(4肢択一)
試験時間:120分
受験資格:なし(誰でも受験可能)

合格基準

総合評価点600点以上/1000点満点に加え、3分野それぞれの評価点も300点以上/1000点が必要。1分野でも極端に低いと総合点が高くても不合格になる点に注意。

📊 出題範囲と配点

出題は3つの分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)から構成される。

分野内容出題比率の目安
ストラテジ系企業活動、法務、経営戦略、システム戦略約35問
マネジメント系開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント約20問
テクノロジ系基礎理論、コンピュータ構成、システム構成、技術要素(DB・NW・セキュリティ)約45問
出題数はテクノロジ系が最多。技術系に苦手意識があっても、ここを避けて通ると合格が遠のく。
🎯 効率よく学ぶには
  • 用語の意味を「正確な定義」ではなく「他と区別できる特徴」で覚える
  • ストラテジ系は暗記中心、テクノロジ系は仕組みの理解が中心
  • 計算問題(損益分岐点・2進数など)は毎回パターンが似ているので数問解けば型がつかめる
  • 過去問演習で「選択肢の言い換え」に慣れることが得点への近道
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企業活動と経営戦略
ストラテジ系①
🏢 企業活動の基本

企業の社会的責任

✅ 重要用語
CSR(企業の社会的責任):利益追求だけでなく社会・環境に配慮する企業の責務
コーポレートガバナンス:企業経営を監視・統制する仕組み
コンプライアンス:法令遵守

ステークホルダー

企業活動に利害関係を持つ人々をステークホルダーという。株主・従業員・取引先・顧客・地域社会などが該当する。

企業の組織形態

用語意味
職能別組織営業・製造・経理など機能ごとに部門化した組織
事業部制組織製品や地域ごとに独立採算の事業部を置く組織
マトリックス組織機能別と事業別を組み合わせた組織(指揮命令系統が2系統)
📈 経営戦略とマーケティング

SWOT分析

自社の内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)を整理するフレームワーク。

区分内部環境外部環境
プラス要因Strength(強み)Opportunity(機会)
マイナス要因Weakness(弱み)Threat(脅威)

PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)

市場成長率と市場占有率の2軸で事業を「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」に分類し、経営資源の配分を検討する手法。

マーケティングミックス(4P)

4P内容
Product(製品)何を売るか
Price(価格)いくらで売るか
Place(流通)どこで売るか
Promotion(販促)どう知らせるか
PPMの「花形」は成長率・占有率ともに高いが投資負担も大きい。「金のなる木」は成長率は低いが占有率が高く安定収益源になる。
💰 財務・会計の基礎

損益分岐点

売上高と総費用(固定費+変動費)が等しくなる、利益がゼロになる売上高のこと。

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1 − 変動費率)

財務諸表の基本

書類示す内容
貸借対照表(B/S)ある時点の資産・負債・純資産の状態
損益計算書(P/L)一定期間の収益・費用・利益
キャッシュフロー計算書(C/F)一定期間の現金の増減(営業・投資・財務活動)
ITパスポートでは損益分岐点の計算問題が頻出。固定費・変動費・売上高の関係を式で押さえておく。
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法務・システム戦略
ストラテジ系②
©️ 知的財産権

知的財産権の分類

区分権利保護対象
産業財産権特許権高度な発明
実用新案権物品の形状などの考案
意匠権デザイン
商標権商品・サービスの名称やロゴ
著作権プログラム・文章・音楽など創作物
✅ 著作権のポイント
著作権は創作した時点で自動的に発生(申請不要)。特許権など産業財産権は特許庁への出願・登録が必要
⚖️ 労働関連法規・その他法務
法律・制度内容
労働基準法労働条件の最低基準を定める
労働者派遣法派遣労働者の就業条件を定める
個人情報保護法個人情報の適正な取り扱いを義務づける
不正競争防止法営業秘密の侵害などを規制
製造物責任法(PL法)製品の欠陥による損害の賠償責任を定める
労働者派遣と請負・委任の違い(指揮命令権がどちらにあるか)はよく出題される。派遣先に指揮命令権がある点がポイント。
🧭 システム戦略と企画

経営とITの融合

用語意味
BPR業務プロセスを根本から見直し再設計すること
ERP企業の経営資源(会計・人事・生産等)を統合管理するシステム
SOA業務機能をサービス単位で組み合わせるシステム設計思想

調達の流れ

システム導入時、発注者は情報提供依頼書(RFI)で情報を集め、提案依頼書(RFP)で具体的な提案を求める。契約時にはサービスレベルを取り決めたSLA(サービスレベル合意書)を結ぶことが多い。

RFI(Request For Information)=情報収集、RFP(Request For Proposal)=提案依頼。順番はRFI→RFPで覚える。
3
マネジメント系
開発・プロジェクト・サービス管理
🔧 システム開発のプロセス

開発の基本工程

要件定義 → 外部設計 → 内部設計 → プログラミング → テスト → 運用・保守、という流れが基本。

開発モデルの比較

モデル特徴
ウォーターフォールモデル工程を順番に進める。手戻りが起きにくい設計だが仕様変更に弱い
アジャイル開発短い期間(スプリント)で開発とリリースを繰り返す。仕様変更に強い
プロトタイピングモデル早い段階で試作品(プロトタイプ)を作り、利用者の確認を得ながら開発
📅 プロジェクトマネジメント
✅ 重要用語
PMBOK:プロジェクトマネジメントの知識体系
WBS:作業を階層的に分解した構成図
ガントチャート:作業の日程を横棒で表す進捗管理図
クリティカルパス:プロジェクト全体の所要期間を決める最長の作業経路
クリティカルパス上の作業が1日遅れると、プロジェクト全体も1日遅れる。「余裕のない経路」というイメージで覚える。
🛠️ サービスマネジメントと監査

ITサービスマネジメント

ITILは、ITサービスマネジメントのベストプラクティスをまとめたガイドライン。サービスデスク(利用者からの問い合わせ窓口)もここに含まれる。

内部統制とシステム監査

用語意味
内部統制企業が業務を適正に行うための社内の管理・チェック体制
システム監査独立した立場の監査人が情報システムを点検・評価すること
監査証跡監査の際に証拠となる記録(ログなど)
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基礎理論
テクノロジ系①
🔢 2進数と論理演算

基数変換

コンピュータは情報を0と1の2進数で扱う。10進数の13は2進数で1101と表される(8+4+0+1=13)。

2進数 1101 = 1×8 + 1×4 + 0×2 + 1×1 = 13(10進数)

論理演算

演算読み方結果が真になる条件
AND論理積両方とも真のとき
OR論理和どちらか一方でも真のとき
NOT否定入力を反転(真⇔偽)
XOR排他的論理和入力が異なるとき(片方だけ真)
XORは「どちらか一方だけ真」。両方真、両方偽のときは偽になる点がANDやORとの違い。
🧩 アルゴリズムとデータ構造

フローチャートの基本記号

処理の流れを図で表すフローチャートでは、長方形=処理、ひし形=条件分岐、平行四辺形=入出力を表す。

基本的なデータ構造

用語特徴
スタック後入れ先出し(LIFO)。最後に入れたデータを最初に取り出す
キュー先入れ先出し(FIFO)。最初に入れたデータを最初に取り出す
配列同じ型のデータを連続した領域に並べたもの
スタックは「積み重ねた本の一番上から取る」、キューは「行列に並んだ順に処理される」イメージで区別する。
5
コンピュータとソフトウェア
テクノロジ系②
🖥️ ハードウェアの基礎

コンピュータの五大装置

装置役割
入力装置データを取り込む(キーボード等)
出力装置結果を表示・出力する(ディスプレイ等)
記憶装置データやプログラムを保持する(メモリ・ストレージ)
演算装置計算を行う(CPU内)
制御装置各装置に指示を送る(CPU内)

CPUとメモリ

CPU(中央処理装置)は演算装置と制御装置をあわせ持つ、コンピュータの頭脳にあたる部分。処理速度はクロック周波数で表される。メモリは主記憶装置(RAM)と補助記憶装置(SSD・HDD)に大別され、RAMは電源を切るとデータが消える揮発性という特徴を持つ。

📀 ソフトウェアの基礎
種類役割
OS(基本ソフトウェア)ハードウェアを管理し、アプリが動く土台を提供
ミドルウェアOSとアプリの中間に立ち、共通機能を提供
アプリケーションソフトウェア特定の目的のために使うソフト(表計算・ワープロ等)
OSS(オープンソースソフトウェア)はソースコードが公開され、誰でも改変・再配布できるソフトウェアのこと。無料で使えるとは限らない点に注意。
🏗️ システムの構成
用語意味
クライアントサーバシステムサービスを提供するサーバと、要求するクライアントに役割分担する構成
クラウドコンピューティングインターネット経由でサーバ・ストレージ等の資源を利用するサービス形態
仮想化1台の物理サーバ上に複数の仮想的なサーバを構築する技術

信頼性を高める仕組み

用語意味
デュアルシステム同じ処理を行う2系統を用意し、結果を照合する構成
デュプレックスシステム主系と待機系を用意し、故障時に待機系へ切り替える構成
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データベースとネットワーク
テクノロジ系③
🗄️ データベースの基礎

関係データベースの基本用語

用語意味
主キーレコードを一意に識別する項目
外部キー他の表の主キーを参照する項目。表同士の関連づけに使う
正規化データの重複や矛盾を防ぐため表を整理すること

SQLの基本

データベースを操作する言語をSQLという。データを取り出す際はSELECT文を使う。

SELECT 氏名, 年齢 FROM 顧客表 WHERE 年齢 >= 20;
トランザクション処理の基本性質はACID特性(原子性・一貫性・独立性・永続性)と呼ばれる。名前だけでも押さえておく。
🌐 ネットワークの基礎
用語意味
LAN建物内など限られた範囲のネットワーク
WANLAN同士を結ぶ、地理的に広い範囲のネットワーク
TCP/IPインターネットで使われる標準的な通信プロトコル群
IPアドレスネットワーク上の機器を識別する番号

身近なプロトコル

プロトコル用途
HTTP/HTTPSWebページの閲覧(HTTPSは暗号化あり)
SMTPメールの送信
DNSドメイン名とIPアドレスを対応づける仕組み
HTTPSの「S」はSecure(安全)の意味。通信内容が暗号化されるので、個人情報の入力にはHTTPSのサイトを使うのが基本。
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セキュリティ
テクノロジ系④
🔐 情報セキュリティの3要素
✅ CIAの3要素
機密性(Confidentiality):許可された人だけが情報にアクセスできる
完全性(Integrity):情報が改ざんされず正確である
可用性(Availability):必要なときに情報を利用できる
頭文字を取って「CIA」と覚えるのが定番。試験でも3要素どれに当てはまるかを問う問題が頻出。
🦠 脅威と対策

代表的な脅威

脅威内容
マルウェアウイルス・ワームなど悪意あるソフトウェアの総称
ランサムウェアデータを暗号化し身代金を要求するマルウェア
フィッシング偽サイトなどで個人情報をだまし取る行為
DoS攻撃大量の通信を送りサーバをダウンさせる攻撃
標的型攻撃特定の組織・個人を狙う攻撃

代表的な対策

対策内容
ファイアウォール外部からの不正アクセスを遮断する仕組み
WAFWebアプリケーションを狙う攻撃を防ぐ仕組み
暗号化データを第三者が読み取れない形式に変換すること
🔑 認証技術

認証の強化

パスワードなど「知識」に加え、スマホの認証コードなど「所持」、指紋など「生体」を組み合わせて認証する仕組みを多要素認証という。

暗号化方式の比較

方式特徴
共通鍵暗号方式暗号化と復号に同じ鍵を使う。処理は速いが鍵の受け渡しに注意が必要
公開鍵暗号方式暗号化と復号に異なる鍵(公開鍵・秘密鍵)を使う。鍵配送問題を解決できる
電子署名は公開鍵暗号方式の技術を応用し、「本人が作成した」「改ざんされていない」ことを証明する仕組み。
頻出用語練習問題
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✏️ 頻出用語30問

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⚠️ このテキストはITパスポート試験の学習用として作成しています。試験の出題形式・範囲の詳細はIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の最新の試験要項でご確認ください。